2010/07/05(月)個人で事業を始める人に役立つ書籍と会計ソフト

2010/07/05 14:06 覚え書き
法人化後の初確定申告が済みました。
意外と手間取りませんでした。大変そうだったけどやってみればなんとかなるもんです。

で、いい区切りなので、今回は自分が
会社退職→フリーランス→法人化
と進めてきた中で役に立った本とかをまとめて紹介してみます。

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クリエイター独立ガイド―起業と経営
一番最初に買った本です。
税金や保険、複式簿記、商工会議所の活用、法人化(株式会社、LLC等)、トラブル対応まで、扱ってるネタが幅広く、独立したらどんなことが必要になるのか?という全体像をつかむにはもってこいの一冊です。
クリエイターでなくても、要は飲食店みたいに店舗や在庫を持つわけではない職種の人なら役立つと思います。

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【2008-2009年度版】図解 フリーランスのための超簡単!初めての青色申告
個人事業主の青色申告向け。
Excelにアドインする形の会計ソフトがくっついてるんですが、これがかなりいい出来。「フリーランス」に機能を特化しているので(在庫とか無い)、操作自体が大変わかりやすく、フリーランスの時はこれ1本で日頃の会計処理から確定申告まで十分対応できました。変に本格的な会計ソフトを買って混乱するよりいいです。インターフェースがExcelなところもなじみがあって使いやすいし、オススメです。本の内容自体もとてもわかりやすいです。
毎年新しいのが出てるので、ご購入の際は最新版をどうぞ。

で、上記2冊でフリーランス時代は十分でした。
この後、法人化へ。

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0円で株式会社を起こす完全設立マニュアル
株式会社を設立するためのマニュアル本。内容はまさに「チュートリアル」。
この本に沿って進めていくと「会社が出来ます」って感じの本で、本当にそのとおりに進めるだけなのですごく助かりました。「0円」を変に強調しているのがちょっと嘘くさい気もしましたが内容的にはそんなことなかったですw
ただ、チュートリアルなので会社ができた後はほとんど読むことがありません。

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起業から1年目までの 会社設立の手続きと法律・税金
amazonでの評判が良かったので一個上の本と併せて購入。
取締役会とか監査役とかの話もしっかり書いてあって、本格的な会社立ち上げの指南書という印象。僕のようなフリーランスからの法人成りにはちょっと重すぎる感じもしますが、税金とか給与とか知っておくべきこともいろいろわかりやすく載ってるので、何か法人についてわからないときにちょくちょく参照してます。
設立の手続きについては一個上の本と違って時系列ではないこともあり、あんまり使いませんでした。

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http://ichibou.net/asin/4534043333
今回の決算前に買った本。法人税は難しそうなので何か本が必要かと思い買ってみました。法人税は書類が多くて何から手をつけていいのかわかりずらいですが、この本を読むと全体像と処理すべき順番がよくわかります。ただ零細故にそんなに複雑な処理ではない上に、下記のソフトが結構助けになってサウサクできたので残念ながら意外と活躍してません。わかりやすくていい本ですが、わざわざ法人税に一冊買う必要はないかもしれません。

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会計ソフト 税理士いらず
今回の法人の確定申告で使った会計ソフトがこれ。
小規模法人の確定申告に特化していて、法人用会計ソフトとしては安い¥12,600。
さすがに何か法人用の会計ソフト買わないとだめかなと思い、弥生とかいろいろ比較してたら偶然見つけたソフト。
聞いたことないし、ぐぐってもあんまりレビューとか出てこないので不安だったんですが、使ってみたらかなりよかったです。仕訳を入力するだけで(csvによる一括インポートも可)確定申告に必要な書類一式が全部作れます。地方税もOK。特化しているが故に操作に迷うところがありません。Good!
他の会計ソフトと比べるとおそらくいろんなところが劣っているのでしょうが、零細法人でたいした複雑な経理もなく、「確定申告の手間だけなんとかしたい~!」という向きには必要十分なありがたいソフトではないでしょうか。体験版もあります。


以上です。他にも何冊か買いましたが、あんまり役立たないのはブックオフに行っってしまったので、上記はすべて本棚に残っている良本です。
どうぞご参考まで!