2009/10/10(土)昔のブログからインポート

2009/10/10 17:42 雑記
ブログは今ので3つ目ですが、古い記事を自分で参照したくなることも結構あって、分散していると不便なのでエクスポート&インポートによってこのadiaryに取り込むことにしました。
1つめがseesaa、2つめはblosxomです。

seesaaはMT形式でエクスポートできるのでそれを使用。
問題はblosxomですが、シンプルが売りのツールだけあって当然エクスポートなんぞは用意してません。なので変換スクリプトをperlで用意。記事もコメントも少ないので手作業も混ぜながらMT形式に変換しました。

でも、MT形式に変換できてもインポートはそう楽ではないですね。テキストはスムーズにインポートされますが、画像は元のブログのドメインを見に行くわけだし、ブログ間リンクも古いドメインのまま。というわけで結局一個一個の記事をちまちまいじりながらのインポートになりました。うん、面倒!

考えてみたら画像はFlickrとかに全部上げるようにすればブログ移転したりしても無問題なのか。ブログに限らず、画像関連は全部どっかのサービスに預けちゃっておくと何かと移動の際には楽かもしれないですね。
要検討しよう。

2009/10/03(土)ブロガーの本棚の更新情報をtwitterで配信開始

2009/10/04 9:35 開発日誌
ブロガーの本棚の新着書評をtwitterで流してみることにしました。
どうぞご利用ください。
ブロガーの本棚@twitter

ブロガーの本棚は多いときには新着書評が1日40件近くなる場合もあるので、RSSリーダーでがんばって読むよりもtwitterでなんとなく流れてくるぐらいの方が気軽でいいかもしれません。

配信にはtwitterfeedを使っています。

2009/10/03(土)ベルとふたりで

2009/10/03 18:06 これはおすすめ
ジャケ買いにはかなり自信があるのですが、今日本屋でなんとなく表紙に惹かれて買った漫画が大ヒット。

ベルとふたりで
ベルとふたりで/伊藤黒介

7歳の女の子と大きな飼い犬のお話。
というと心温まるほのぼの路線かと思われるかもしれませんが、中身はかなりハイテンション。舞台となるのはなにげない日常なんですが、表現形態がかなり鮮やか。というか自由。どこまでも自由。
いかにも漫画的な表現による、いきいきとした描写がすばらしい良作です。そしてギャグ自体は結構身も蓋もない(笑。

一つ一つのネタやキャラクターはあまり捻ってはいないので、落ち着いて見ちゃうと結構凡庸な印象もあるかもしれませんが、表現とリズム感が卓越してるのでぐいぐい惹き込まれます。
なぜかオヨネコぶーにゃん思い出した。ちょっと近いものがあるかも。

作者ご本人のブログはこちら。
ブログの方は結構硬派な内容だったので最初意外に感じたのですが、でもこの土台があるからこそ単なるハチャメチャではない、魅力的な「自由さ」につながっているんだろうなと妙に納得しました。

続刊も楽しみ。

2009/10/01(木)意見と人格を切り分けるために

2009/10/01 20:16 考察
ネットでよく見かける「議論では意見と人格を切り分けましょう」って話。「欧米人はそれがうまいよ。日本人は下手だね」っていうやつについて、ちょっと思うところを。

本来的には、意見と人格は切り離せない。意見というのはその人と関係ないところから生まれてくるのではなく、生まれ、育ち、周囲の環境などさまざまなバックグラウンドがあって生成されるので、むしろ意見というのは人格の総決算ですらあるはず。なので意見を否定されれば不快になるのはむしろ当然。
しかし、切り離しておかないとうまく議論できない。だから便宜上、切り離すことにしましょう、ってことになるわけで、切り離すのが当然!ではないと思う。

じゃあ、どうするかっていう話だけど、どうも「人格を切り離せるよう冷静になって議論する術を身につけましょう」みたいな結論が多いように思う。
しかし、必要なのは「冷静さ」とか「大人な態度」とかではなく、相手との信頼関係ではないだろうか。
議論の相手が嫌味ったらしい揚げ足取りばかりしてくるような人間だった場合、またはどうにも生理的に馬が合わない人間だった場合、はたまた全く目的やビジョンが食い違っている人間だった場合、それでも「意見は意見なんだから人格と切り離して冷静に…」なんて考えて取り合ってると疲れるばっかりで何の得もない気がする。冷静さ云々の前に、尊重できる相手であると思えるからこそ、多少荒っぽい議論をして否定されまくっても「意見は意見だから」と割り切れるのではないだろうか。

そう考えると、欧米は人材の移動が激しく、ある程度議論やビジネスの相手を選べるし、いざとなれば縁も切りやすいのに比べ、日本はどっちかというと生まれた土地、入った会社から動かないまま、好き嫌いに関わらずいろんな人間と折り合いを付けていくのが一般的だったから、そんな相手を選べない状態のまま「冷静な議論」に徹すると変な冷静さ(=冷めた態度)ばっかり身についてあまり生産性はないように思う。相手を選べない状態では「意見を切り離す」よりも適当に人格を認め合って和んでおく方が物事が優位に運びやすいのではないだろうか。

もちろん欧米でも付き合う相手をそんなに自由に選べるわけではないだろうが、いざとなったら別れればいい、コイツと一生付き合わなきゃいけないわけじゃないし!っていう大陸的発想があるかないかでずいぶん違うような気がする。

なので日本人が議論上手になるためには人間の流動性が上がることも必要では。今のまま学校教育でディスカッションとか覚えてもギスギスするばかりな気がする。「意見と人格は切り分けて当然!」と「怒らない冷静さ」を身につけるよりも、否定されても納得できる相手を探して熱い議論を交わすことの方が目指すべきところじゃないかと思った。

2009/09/18(金)人物の注目度を視覚化した「パワートレンド(powertrend.jp)」を公開しました。

2009/09/18 14:03 開発日誌
Wikipediaでは各項目への閲覧回数(ページビュー)が統計情報として公開されていますが、これを利用して、さまざまな人物への注目度を視覚化したサイト「パワートレンド(powertrend.jp)」を公開しました。

[http://powertrend.jp/:パワートレンド http://powertrend.jp/]

例えば鳩山さん
20090918_2.gif

このようにWikipediaの「鳩山由紀夫」の項目にどれくらいのアクセスがあったのかがグラフで表示されます。選挙前に一度注目が集まり、選挙の結果が出た後に再び注目度がぐんと上がっているのがわかりますね。
グラフが天井をぶち抜いちゃっていますが、これはすべての人物で同じ目盛りスケールを使った方がぱっと見で比較しやすいと考え、わざとこうしています。

トップページはこんな感じ。
20090918_1.gif

トップページでは単純なアクセス数の多さではなく、前月と比較してアクセス数が上昇している人物をピックアップして載せました。毎日更新されるので、今、注目が集まっている人物が誰なのかをキャッチしやすくなってます。その人物に関するニュースも載せているので、人物から見たニュースサイト、としても活用できます。

また、ジャンルごとの人気もランキング形式で見られるので、業界別に誰が話題の人物なのかも一目で把握できます。
例)「お笑い」ジャンルでの人気ランキング
例)「政治経済ジャンル」での人気ランキング

ではでは、どうぞご活用ください。
パワートレンド

2009/09/16(水)twitterをはじめてみた。

2009/09/16 13:36 雑記
はじめてみた。
http://twitter.com/nihonyamori

まだどうも慣れないけれど、手軽に投稿できるのはいいかも。
ブログだとあらたまって記事にしようと構えちゃうので。
ってそんなことは既にネット上でさんざん語られてると思いますが。

twitterにも書いたけど、feed投稿ができるので、ブログとかはてブとか個人のfeedを集合させた個人活動統合サービスとしても使えそうな感じですね。もともとそんな用途ではないかもしれないけど。
個人の時代に向けて、自分のブランドの窓口にできるようなサービスは絶対必要だと思うんだけど、そういうプロフィールサービスって決定打がないですよね。
詳しいプロフィールを載せつつ、ネット上の自分の様々な活動が集約されている、ってのが理想なんですが、一応friendfeedがメジャーっぽいけど日本ではまだまだ。
目指すところはiddyやabout meがあてはまるんだろうけど、イマイチ伸びられてない。そういう意味ではtwitterがこのまま成長して、「もっと整理されたtwitter」になればかなり答えに近いものになるのかも。
でも改めて今から作るってのもアリですね。プロフィールサービスのスタンダード、まだ目指せそうな気はする。

2009/08/22(土)日経夕刊「文学周遊」の写真が良い

2009/08/22 21:02 これはおすすめ
毎週土曜の日経夕刊に文学周遊というコーナーがあるのですが、そこに載っている写真が毎回すごくいいんです。
今日はこんな風。テーマは大岡昇平「事件」
20090822.jpg

毎回歴史ある文学作品をテーマにしているのですが、写真はとても現代的。現代的な写真を添えることで、古い作品がとても身近な存在として感じられるように思います。
最初、毎回同じ人の写真かと思ってこれはファンにならねばなどと思ったんですが、毎回違う人でした。

ネットがメインの人だと新聞を読まない方も多いでしょうし、ましてや夕刊なんて取るか!って感じでしょうけど、写真好きなら何かの機会に見てみてください。ネットでも展開してくれないかしら。紙にとどめるのがちょっともったいない。

追記:
と思ったらネットで写真を販売してました~。
http://shop.picturei.jp/nikkei/main.asp?ctid=167
たくさん見られます。見逃したのも多いので嬉しい。
でも小さいな…。まあ売り物だからしょうがないか。
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