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毎週土曜の日経夕刊に文学周遊というコーナーがあるのですが、そこに載っている写真が毎回すごくいいんです。
今日はこんな風。テーマは大岡昇平「事件」

毎回歴史ある文学作品をテーマにしているのですが、写真はとても現代的。現代的な写真を添えることで、古い作品がとても身近な存在として感じられるように思います。
最初、毎回同じ人の写真かと思ってこれはファンにならねばなどと思ったんですが、毎回違う人でした。
ネットがメインの人だと新聞を読まない方も多いでしょうし、ましてや夕刊なんて取るか!って感じでしょうけど、写真好きなら何かの機会に見てみてください。ネットでも展開してくれないかしら。紙にとどめるのがちょっともったいない。
追記:
と思ったらネットで写真を販売してました~。
http://shop.picturei.jp/nikkei/main.asp?ctid=167
たくさん見られます。見逃したのも多いので嬉しい。
でも小さいな…。まあ売り物だからしょうがないか。
これは面白いですよー。
せり上がってくるブロックを足し算で消していくゲームです。
BLOCKSUM

ブロックをつなげると、つなげたブロックの数字が足し算されていきます。
2と3のブロックをつなげると5になるんですね。
で、2のブロックは2個以上、5のブロックは5個以上、というように、ブロックに書かれた数以上、隣接させると消えます。
これがなかなかやみつきになります。テトリス以来、ブロック消し系は多種多様なものが出てきましたが、その中でもかなり秀逸なゲームシステムだと思います。
ケータイで有償配信されているようですが、DS、PSなどの専用ゲーム機に乗っても全然おかしくないレベル。エフェクト、BGMもカッコよくて、全体的な作り込みもしっかりしてます。
コツとしては10になる組み合わせをある程度覚えちゃうことですかね。2、3、5とか6、3、1とか。あとは両脇に積み上がらないように注意する。
で、とりあえず一通りクリアできるようにはなったけど、スタッフロールの部分は全く歯が立ちません。上手い人のリプレイを見ると10を作ってるんだけど、スピードが全然追いつかない・・・。いまのところ最高得点は16万点です。
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お気に入りのボールペン、TECHNO LINE。

デザインがいい。テカってない。
ペン類って全体的に光沢を求めすぎではないですか?高級万年筆も100円ボールペンも、みんなやたらと光ってるんですよね。このテクノラインは渋めの質感。先端部は光ってるけど、妙にごつい造形がすてき。
線の細さもいい。
あと短い。普通のボールペンは長すぎるんじゃないかと感じる。
でもあんまり売ってないんですよ。ネットで買えばすぐだけど、どうにも文房具屋で見つけたい。
名作。

宇宙家族ノベヤマ/岡崎二郎
「家族」とか言ってるくらいだからファミリーペットSUNちゃんみたいなほのぼの家族系かと思ったらさにあらず。かなり濃い内容です。
家族や友達、といった小さな集合体の心温まる話を織り込みながら、政治や宗教を絡めた生き物としての限界をめぐる壮大な話が、科学知識をベースにしてぎゅっと詰め込まれています。
個人的には第4話のクササキリサの脳の限界の話が印象的。5次元を描けないってのはなるほどなあと思った。
最初たった2巻で終わりか!と思ったけど通して読むと見事なまとめ上げ方になっていて、むしろこの分量でよかったと思える。2巻ぐらいだと人に勧めるのにも都合がいいですしね。
というわけで岡崎二郎さんの作品を読んでない方向けの入り口としてもおすすめ。(入り口にしちゃ濃すぎ?)
そういえば岡崎二郎さんの作品に出会ったきっかけはジャケ買いでした。
きっちりした線なんだけどとっても「マンガ的」な絵に惹かれて、立ち読み防止ビニールのせいで中身も見れないのに買ったのでした。結果的には大正解。
岡崎さんは中身もさることながら絵柄の良さも魅力です。
ところでファミリーペットSUNちゃんはもう完結したのだろうか?
終わったようには見えないけど続刊が出ない・・・。